2013年7月26日金曜日

WATTAMEGASU AWARD 2013。

いち音楽ファンとして、数多くの名盤を聴いてきたが、単なる「名盤」として自分自身の中では留まらせることの出来ない特別な思い入れの一枚というものが存在する。

それは音楽的なクオリティは勿論のこと、共に歩んできた思い出や演奏者として楽しいかとか、色んな要素が詰まった一枚で、特別になった者としては特別たる所以がそこには在る。
「最初は特別でもなんでもなかった」という一枚が、あとになって「忘れられない傑作」として自分の脳みそに深く刻まれることが多いと、そんな風に感じる。

そのまま自分の音楽歴史として語っても良いのだが、ここでは敢えて『WATTAMEGASU AWARD』の受賞作品として紹介することとしよう。

そうそう、なんでこんなことを書いているかというと、実は10年ぶりくらいにその受賞作品と出会うことが出来たからである。
他人からしてみれば凄くどうでも良いことかもしれないが、いち音楽ファンとしてはとても重要なことなのである。
だから、書く!


世界には有名な音楽的に栄誉ある賞「グラミー賞」なるものが存在するが、それに匹敵するくらいに栄誉ある賞が、この「わっためがす賞」なのである(あくまで個人的に)。

では、今までその栄誉ある「わっためがす賞」にノミネートされた作品を紹介しよう。

まず第一回「WATTAMEGASU AWARD」の最初の「わっためがす賞」ノミネート作品。
Mr.Childrenの「Q」。
音楽的に斬新なところは当時の自分には凄く興奮を御しきれるほどの衝撃ではなかった。
そしてこのアルバムの真骨頂は、詩の良さ。
Mr.Childrenの詩にはバイブル的なものを感じずにはいれないが、このアルバムには本当に色んなことを教えてもらった。
心の名盤である。


そして第二回「WATTAMEGASU AWARD」の「わっためがす賞」受賞作品。
それはFOOFIGHTERSの「ONE BY ONE」。
これは、最初は凄くうるさいなくらいの印象しか受けなかったのだが、聴けば聴くほど脳内でエンドレスに流れてくる魔法のフレーズがいくつも存在していて、気付いた時には「ONE BY ONE」の虜になっていたりするのである。
キラーチューンであるTIMES LIKE THESEやALL MY LIFEなど、栄えある楽曲も多いが、分かりにくくも味の深い楽曲など、独りで聴くのにこれほど適したアルバムは、今でも聴いたことがない。
正直言って、自分の葬式の時には是非ともTIMES LIKE THESEを流してもらいたいものだ。
最高の名盤である。

そして今回、第三回めの「WATTAMEGASU AWARD」を開かざるを得なくなった作品とは一体なんなのか。
では、発表したいと思います。

じゃらららららららららら
じゃーん

COLD PLAYの「MYLO XYLOTO」
でございます!



正直、このアルバムも最初は「普通だな」くらいにしか思っていませんでした。
「わっためがす賞」のノミネート作品の共通点は、最初の印象は別に良くないって点でしょうか。笑
自分の中で名盤に進化するまでは、本当に時間が掛かります。

生活に溶け込むのか、衝撃的な印象を受けて感動するのか、それとも詩に深く共感したり音楽的な感銘を受けるのか。
そのいずれかを感じれるということは本当に楽しくて、人生に良いスパイスを与える要素のひとつであったりします。


今回この「MYLO XYLOTO」が賞にノミネートされた理由は、いくつかありますが、聴く人にとって自由な印象を持って貰えるものであるべきだと思うので、深くは言及しないでおきます。
ま、これ読む人ってほんと少数だと思いますがw

4曲めのCHRILE BROWNは最高!とだけ言っておきましょう。


それでは!







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