2012年7月21日土曜日

パドリング。

出来るだけ「シンプルで」。

人生哲学じゃないけど、複雑を突き詰めれば、先にあるものはいつもこの言葉だと思う。

何かを思い詰めたり、躓いて苦悩したり、楽しくない時間を過ごしても、結局は自分の心に素直になることでしか楽しい時間は過ごせないわけで。
人間関係や自分の存在意義もそうだけど、結局は素直なままでいることがBESTなんだと思う。
ずるく、複雑で周りを支配しようとしても、結局は皆、うねる海を漂って藻掻いたり浮き沈みを繰り返してるようなもんで、その全てを把握するなんて到底無理なことなんだと思う。
自分も手や足をジタバタして泳いでるうちの一人だから。

だから、出来るだけ自分の呼吸に合わせて、波に合わせて漂って、流れに身を任せることで波に乗ることが出来て、結果距離としては一番進むことが出来てたりして。

生まれた時から豪華客船に乗ってる人もいれば、最初っから最後まで身ひとつで海原を漂ってる人もいて、荒れる海に投げ出された人もいれば、リゾートスポットの陽気で浅い海に漂ってる人もいたりして。

誰も予想できない波だから、やっぱ支配できないことに躍起になってもそれこそ一番スタミナを使う、しかもかなり意味のない力だったりして。


素直さやシンプルさが、波に乗るための一番の筋肉なのかもしれない。

そんな風に、近頃思った。



いずれ海底に沈むなら、魅惑の沈没船のように、浪漫を掻き立てるような宝物を積んだ、古くても夢のある船になれたら良い♪



さしずめ今は、小さな波を待ってる波待ちサーファーだけど、いつかはロングボードにタンデムしてるオサレな感じで、船に乗り込みたい。笑

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