2011年3月14日月曜日

現状。

何から書いたら良いのか。

地震発生から3日目。
今日は出勤してきました。

地震発生時、社内で新入社員の受け入れ準備をしていました。
いきなりの地震と共に、舞い昇る黒煙。
社内で火事が発生、道路は隆起、配管類は地面へ叩き付けられ、高炉の煙突は折れ曲がり、津波が襲ってくる。これ全て、社内で起こった事。



最初こそ笑ってましたが、所員全員に避難勧告出た時点で、誰独り笑う人はいませんでした。
所員3000人が構内から出て、ちょっと高台にある教育センターのグラウンドへ集合。
しかし、情報が大変錯綜し、人によっては深夜まで帰れずにいる人もいたとか。

自分は早めに帰れましたが、部屋に足の踏み場はありませんでした。
最初から汚かったのもあるけど。w
なんとか片付け、テレビを点けて、、愕然。

なんじゃこら。。
福島や宮城県、岩手の惨状。。

まるで映画を観てるようでした。
そして福島原発での大惨事。
早め早めの行動や、情報入手が大切と思い、奔走してました。
それで思ったことは、福島近いのに、原発の知識・認識に対する危険意識が、皆揃って低いこと。
取り敢えず、自分の街は電気だけは通ってたので、情報収集。
未だに安心できる状態ではありません。

断水は続いてるし、ガソリンの確保も難しい状態。隣街には道路状況も含め、行く事さえままなりません。
それなのに、会社からは出社命令。
今日、会社に行っても、今は現場から離れてる身なので特別する事もなく、チーム員と散らかった部屋を片して、午前中で解散しました。

せいぜい3日分の水と食料はありますが、ガソリン確保出来ないため、割と路頭に彷徨っています。

こんな状態に陥るなんて、3日前の時点で日本中の誰が予想出来たでしょうか。
惨劇はいきなりやってきました。
今現在、ニュースでやってる死傷者及び行方不明者の総数は約5000人。
まだまだ増えて行くと思われます。
福島、宮城、岩手の沿岸の街は壊滅。文字通り壊滅。
交通機関は麻痺。東京も含めて、電車やバス、飛行機、全ての交通機関に影響が出ています。
食事がいつ尽きるのか、移動手段は、原発の影響は、、心配なことが沢山あります。

あ、でも別に絶望なんてしてません。
東北出身ではあるけど、今は関東圏で働いてます。
東北を立て直す為に、自分に出来ることをやるまでです。
知人と連携して、情報のやり取りや、助け合っている現状。
恐らくは持久戦になると思います。
日本人は秩序を持って、冷静に、助け合って、災害に立ち向かってます。
同じ日本人として、とても誇り高く思います。
長くなりましたが、とりあえず生きてるので、この辺で。

またなんか進展あればUPします。
でわ。

2 件のコメント:

  1. Piccolaさんへ
    海外メディアの情報、本当助かります!
    ありがとうございます。

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  2. たげしさん

    コメント、長くなりすぎるので、うちのサイトにアップします。
    ごめんなさい!そしてちょっとお待ちください。(書いてます)

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